花崗岩(かこうがん)
白・黒・ピンクのつぶつぶ模様の石

白・黒・灰色、ときにはピンクのつぶが、ごま塩のように混ざった石。つぶが目で見えるほど大きいのが特徴です。「御影石(みかげいし)」とも呼ばれ、建物の外壁や墓石、石段にもよく使われています。

石の種類火成岩(深成岩)
できる場所地下の深いところで、マグマがゆっくり冷えて固まる
主な鉱物石英・長石・黒雲母
かたさかたい。釘でこすっても傷がつきにくい
色全体に白っぽい〜灰色。ピンクっぽいものもある
見つかる場所全国の河原。とくに中国地方・近畿・中部の川
別の呼び方御影石

花崗岩の見分け方

いちばんの決め手は「つぶが大きく、3種類の色が混ざっている」こと。拾ったら、虫めがねでつぶを1つずつ見てみてください。

似ている石との違い

石見た目見分けるポイント
花崗岩白っぽく、つぶが大きい黒いつぶが少なめ
安山岩灰色で、細かい地の中に白いつぶ地のつぶが小さすぎて見えない
砂岩砂のつぶが固まったつぶが丸く、色が地味でそろっている

どうやってできたの?

花崗岩は、地下の深いところ(数キロ〜十数キロ)にあるマグマが、何万年もかけてゆっくり冷えてできた石です。ゆっくり冷えるあいだに、鉱物の結晶が大きく育つので、つぶが目で見えるほどの大きさになります。

それが長い時間をかけて地面が持ち上がり、上の地層がけずられて、地表に顔を出しました。日本の山には、花崗岩でできた山がたくさんあります。

3色のつぶの正体

花崗岩のつぶは、ほとんどが3種類の鉱物です。

灰色でガラスのようなつぶは石英、白やピンクで不透明なつぶは長石、黒くてキラッと光るつぶは雲母。花崗岩は、この3つが組み合わさってできています。

花崗岩は雨や風で古くなると、つぶがばらばらになって「真砂土(まさど)」という白っぽい砂になります。京都の庭に敷かれる白い砂「白川砂」は、比叡山の花崗岩がくずれてできた砂です。

どこで見つかる?

花崗岩は日本中に広くあり、多くの河原で見つかります。とくに中国地方、近畿(六甲山など)、中部、関東の北部などには花崗岩の山が多く、その山から流れる川の河原では、白っぽいつぶつぶの石がたくさん混ざっています。

街の中でも、駅の石段、ビルの外壁、公園の石のベンチなどに使われています。磨かれた面は、つぶの模様がよく見えて観察にぴったりです。

⚠️ 石を拾うときの注意
  • 雨のあとや、上流のダムのサイレンが鳴ったときは川に近づかない。水は急に増えます。
  • 子どもだけで川や海に入らない。浅く見えても流れが速い場所があります。
  • 国立公園や天然記念物の場所などでは、石を持ち帰ってはいけないことがあります。看板や地域のルールを確かめましょう。
  • 持ち帰るのは、手のひらに乗るくらいの石を少しだけに。

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