灰色の地の中に、白や黒の小さなつぶが散らばった石。日本の火山の多くはこの石でできていて、火山の近くの川では、いちばんよく見かける石のひとつです。名前は南アメリカの「アンデス山脈」から付けられました。
| 石の種類 | 火成岩(火山岩) |
|---|---|
| できる場所 | 火山の地表近くで、マグマが急に冷えて固まる |
| 主な鉱物 | 長石・輝石・角閃石など |
| かたさ | かたい |
| 色 | 灰色〜黒っぽい灰色。赤っぽい茶色になったものもある |
| 見つかる場所 | 火山がある地域の川。全国の河原 |
| 名前の由来 | アンデス山脈(Andes) |
花崗岩とのいちばんの違いは「地」の部分です。花崗岩はぜんぶのつぶが見えますが、安山岩は地がのっぺりしていて、その中に白いつぶだけが散らばっています。
| 石 | 見た目 | 見分けるポイント |
|---|---|---|
| 安山岩 | 灰色の地に白いつぶ | 中くらいの色の濃さ |
| 玄武岩 | 黒っぽい。白いつぶは少ない | 安山岩より黒く、重い |
| 花崗岩 | 白っぽい。ぜんぶのつぶが大きい | 地の部分がない |
安山岩は、火山のマグマが地表やそのすぐ下で急に冷えてできた石です。急に冷えるので、ほとんどの部分は結晶が育つひまがなく、細かいつぶの「地」になります。
一方、白いつぶ(斑晶)は、マグマが地下にあるあいだに先に育っていた結晶です。つまり安山岩は、「地下でゆっくり育ったつぶ」と「地上で急に固まった地」の2段階でできた石なのです。
日本のように、海のプレートが陸のプレートの下にもぐりこむ場所では、安山岩のマグマがたくさんできます。そのため、日本の火山の多くは安山岩でできています。
安山岩はかたくて加工しやすいので、昔から石垣や石畳、墓石に使われてきました。神奈川県の真鶴で採れる「小松石」も安山岩です。
うすく割れる性質のある安山岩は「鉄平石(てっぺいせき)」と呼ばれ、庭の飛び石や壁にも使われています。
日本中の、火山がある地域の川でよく見つかります。関東なら、浅間山や赤城山などの火山から流れる利根川の河原でたくさん見つかります。
火山から遠い地域でも、昔の火山の地層があれば見つかります。河原で灰色の石を拾ったら、まず安山岩を疑ってみてください。
石モン図鑑は、拾った石をスマホで撮ると、その石から世界にひとつのモンスター「石モン」が生まれるゲームです。石の色や形でタイプが決まり、灰色の安山岩はアース、黒っぽいものはアースやドラゴンのタイプになりやすい傾向があります。
同じ石でも、撮る時間帯で生まれる石モンが変わることも。見つけた石を、ぜんぶ石モンにして並べてみませんか。