礫岩(れきがん)
小石がつまったまま固まった石

丸い小石が、砂や泥にうめこまれたまま固まった石。まるで、具だくさんのおにぎりや、ナッツ入りのチョコレートのような見た目です。大昔の河原や海岸が、そのまま石になったものです。

石の種類堆積岩
できる場所河原や海岸の小石が、砂と一緒に積もって固まる
主な成分小石(礫:2mm以上)と、そのすき間をうめる砂や泥
かたさいろいろ
色中の小石によっていろいろ
見つかる場所全国の河原・崖

礫岩の見分け方

似ている石との違い

石見た目見分けるポイント
礫岩小石がうまっている小石が丸い
砂岩砂のつぶだけつぶが2mmより小さい
花崗岩つぶつぶ模様つぶが角ばった結晶で、丸い小石ではない

どうやってできたの?

川の流れが速いところや、波が打ち寄せる海岸では、小さな砂は流されてしまい、重い小石だけが残ります。そうした場所に積もった小石と砂が、長い時間をかけて固まると、礫岩になります。

礫岩の中の小石が丸いのは、石になる前に、川や波でころがされていた証拠です。礫岩は「ここは昔、流れの速い川や海岸だった」ことを教えてくれます。

「さざれ石」も礫岩のなかま

国歌「君が代」に出てくる「さざれ石」は、小石が集まって固まった石のことです。岐阜県揖斐川町には、さざれ石の名所があります。

小さな石が長い年月をかけて大きな岩になる。昔の人は、その様子に長い時の流れを感じたのですね。

どこで見つかる?

全国の河原や崖で見つかります。河原では、ほかの石より大きめのかたまりで転がっていることが多いです。

礫岩の中の小石を1つずつ見ていくと、チャートや砂岩など、いろいろな石が入っていることがわかります。

⚠️ 石を拾うときの注意
  • 雨のあとや、上流のダムのサイレンが鳴ったときは川に近づかない。水は急に増えます。
  • 子どもだけで川や海に入らない。浅く見えても流れが速い場所があります。
  • 国立公園や天然記念物の場所などでは、石を持ち帰ってはいけないことがあります。看板や地域のルールを確かめましょう。
  • 持ち帰るのは、手のひらに乗るくらいの石を少しだけに。

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