前の話(あの日を忘れない仕組み)で、 石モンには「拾った場所」も一緒に記録される、という話をしました。
実は、その記録された場所が、
1枚の地図になって貯まっていきます。
それが「であいマップ」です。
最初は、まっさらな白い日本地図。
石モンと出会った街がある都道府県から、
少しずつ、色がついていきます。
行った県が増えるほど、地図がだんだん、
自分の色に染まっていく。
であいマップでできることは、ざっくり3つ。
でも、この地図。
ただのゲームの進捗グラフじゃないんです。
よく見ると、これは
「家族でどこへ行ったか」の地図でもある。
ここは、去年の夏に海へ行った県。
ここは、おばあちゃんちのある町。
ここは、家族旅行で泊まった街。
石モンを集めた地図を眺めていると、
自然と、家族のお出かけの軌跡が
浮かび上がってくるんです。
そして、まだ白いところを見ると、
ふと思う。
「次は、ここ行ってみようか」って。
子どもと一緒に地図をのぞき込んで、
「次の休みは、この県まだ白いよ」
なんて話す。
それだけで、もう次の冒険の計画がはじまっています。
念のため、もう一度だけ。
場所の記録は市区町村まで。
それより細かい正確な位置は、いっさい保存していません。
子どもが安心して遊べることが、
何よりも大事だと思っているからです。
白かった地図が、
家族の思い出で少しずつ埋まっていく。
何年か経って見返したとき、それはきっと、
「どれだけ強い石モンを集めたか」じゃなくて、
「どれだけの場所を、誰と歩いたか」の記録になっている。
強さの地図じゃなくて、思い出の地図。
そんなふうに、であいマップを育ててもらえたら、
作った甲斐があります。
ところで——
そもそも石って、なんであんなに不思議なんだろう。
次は、その話を。