ざくろ石(ざくろいし)
ザクロの実のような、赤いつぶの鉱物

赤〜こい赤色の、丸っこいつぶの鉱物。色や形、ツヤが、くだもののザクロの実のつぶに似ていることから、この名前が付きました。英語ではガーネットといい、1月の誕生石としても知られています。

石の種類鉱物
主な成分種類によってちがう。鉄・マグネシウム・カルシウム・マンガンなどをふくむ
かたさモース硬度 6.5〜7.5。とてもかたい
色赤・こい赤・赤茶色が多い。緑や白のものもある
結晶の形十二面体など、ボールに近い形
ふくまれる岩片麻岩・結晶片岩などの変成岩。火山の岩や花崗岩にも
見つかる場所奈良県の二上山、長野県の和田峠など

ざくろ石の見分け方

ざくろ石は、岩の中に小さなつぶとして入っていることが多い鉱物です。虫めがねで、赤いつぶの形をよく見てみましょう。

似ている石との違い

石見た目見分けるポイント
ざくろ石赤いつぶ。丸っこい結晶とてもかたい
チャート(赤いもの)石全体が赤い。つるっとしているつぶや結晶の形が見えない
長石(ピンクのもの)ピンク。不透明平らな面でキラッと光る

どうやってできたの?

ざくろ石は、おもに片麻岩や結晶片岩などの変成岩の中で、熱や力を受けて育つ鉱物です。火山の岩や花崗岩の中にできることもあります。

ざくろ石には10種類以上のなかまがあり、ふくまれる成分によって色が変わります。変成岩の中のざくろ石の種類を調べると、その岩がどれくらい強い熱や力を受けたかがわかります。

二上山の金剛砂

奈良県と大阪府のさかいにある二上山(にじょうざん)の火山の岩には、直径1ミリほどの、こい赤色のざくろ石がふくまれています。

ざくろ石はかたいので、細かくくだいて、ものをみがく研磨剤に使われます。二上山のざくろ石も、研磨剤の材料としてほり出されていました。この「金剛砂」は、奈良時代の743年の記録にも、玉(宝石)をみがく砂として出てきます。

長野県の和田峠と、奈良県の二上山のざくろ石は、それぞれの県の「県の石」(鉱物)に選ばれています。

どこで見つかる?

奈良県の二上山や、長野県の和田峠の火山の岩の中のざくろ石が知られています。産地の近くの博物館などで、本物を見てみましょう。

片麻岩や結晶片岩がある地域では、河原の石の中に、赤いつぶとしてまじっていることがあります。産地によっては、石をとってはいけない場所もあるので、ルールを確かめましょう。

自由研究にするなら

ISHIMON ZUKAN
ざくろ石を、石モンにしてみよう

石モン図鑑は、拾った石をスマホで撮ると、その石から世界にひとつのモンスター「石モン」が生まれるゲームです。石の色や形でタイプが決まり、赤いざくろ石はファイア、黒っぽい赤のものはドラゴンのタイプになりやすい傾向があります。

同じ石でも、撮る時間帯で生まれる石モンが変わることも。見つけた石を、ぜんぶ石モンにして並べてみませんか。

▶ 石モンにしてみる
無料・ブラウザだけで遊べます

ほかの石も見てみる

石の図鑑 片麻岩