めのう
しま模様が美しい、半透明の石

半透明で、年輪のようなしま模様が入った美しい石。石英と同じ成分の、とても細かい結晶が集まってできています。昔から、宝石やアクセサリーとして大切にされてきました。

石の種類鉱物(石英のなかま)
主な成分二酸化ケイ素(石英と同じ)
かたさモース硬度 6.5〜7。釘で傷がつかない
色白・灰色・オレンジ・赤・茶色など。しま模様
ツヤろうのようなツヤ
見つかる場所北海道・東北・北陸などの日本海側の海岸、火山岩の地域の河原

めのうの見分け方

海岸で拾うときは、ぬらすと模様と透明感がよくわかります。乾いた石が白っぽくくもって見えても、ぬらすと透き通ることがあります。

似ている石との違い

石見た目見分けるポイント
めのう半透明。しま模様ろうのようなツヤ
石英白〜透明。ガラスのツヤしま模様はない
チャート不透明。にぶいツヤ透けない

どうやってできたの?

めのうは、溶岩の中にできたガスの穴(すき間)に、地下の水にとけていた石英の成分がしみこみ、少しずつ固まってできます。

穴の内側から外側へ、何層にも重なりながら固まっていくので、しま模様になります。めのうのしま模様は、石の中の小さな「年輪」なのです。

海岸の宝さがし

日本海側の海岸の中には、めのうなどのきれいな小石が拾えることで知られる場所があります。青森県の七里長浜では、色とりどりの小石が「錦石(にしきいし)」と呼ばれ、地元の名物になっています。

めのうは、宝石やアクセサリーのほか、かたくて丈夫なので、昔は乳鉢(薬をすりつぶす器)などの道具にも使われていました。

どこで見つかる?

北海道・東北・北陸など、日本海側の海岸で見つかることがあります。火山岩の地域の河原でも見つかることがあります。

波打ちぎわの小石の中で、光にかざして透ける石を探してみてください。海岸によっては、石の採取が禁止されている場所もあるので、ルールを確かめましょう。

⚠️ 石を拾うときの注意
  • 雨のあとや、上流のダムのサイレンが鳴ったときは川に近づかない。水は急に増えます。
  • 子どもだけで川や海に入らない。浅く見えても流れが速い場所があります。
  • 国立公園や天然記念物の場所などでは、石を持ち帰ってはいけないことがあります。看板や地域のルールを確かめましょう。
  • 持ち帰るのは、手のひらに乗るくらいの石を少しだけに。

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