雲母(うんも)
うすくはがれる、キラキラの鉱物

本のページのように、うすくペラペラとはがれる鉱物。光に当てるとキラキラ光ります。花崗岩の黒いつぶの正体で、川の砂の中でキラッと光る小さなつぶも、たいてい雲母です。

石の種類鉱物
主な成分ケイ素・アルミニウム・カリウムなど
かたさやわらかい。爪でもはがせる
色黒(黒雲母)・銀色〜透明(白雲母)。古くなると金色っぽく見える
ツヤ真珠のようなツヤ
見つかる場所花崗岩の中、河原や砂場の砂
別の呼び方きらら

雲母の見分け方

似ている石との違い

石見た目見分けるポイント
雲母黒や銀色。キラキラうすくはがれる
長石白〜ピンクはがれない。平らな面でキラッと光るだけ
黄鉄鉱金色。四角い結晶はがれない。重い

どうやってできたの?

雲母は、マグマが冷えるときに、石英や長石と一緒に結晶になります。原子がうすい層になって積み重なった形をしているので、その層に沿って、ペラペラとはがれます。

結晶片岩のように、地下で強い力を受けてできた石の中にも、雲母がたくさんふくまれています。

砂の中の「金」の正体

川の砂や砂場で、金色にキラキラ光るつぶを見つけたことはありませんか。「金を見つけた!」と思うかもしれませんが、その多くは、黒雲母が雨や風で古くなって、金色っぽく見えるようになったものです。

本物の金は、はがれずに重く、つぶしてものびる金属です。雲母はうすくはがれて軽いので、見分けることができます。

雲母は電気を通しにくく、熱にも強いので、昔は電気製品の部品や、ストーブののぞき窓にも使われていました。

どこで見つかる?

花崗岩の中の黒いつぶとして見つけるのが、いちばん簡単です。河原の砂や、公園の砂場の砂を手のひらに広げて、日光に当ててみてください。キラッと光る小さなつぶが雲母です。

白っぽい砂浜でも、黒い小さなつぶにまじって見つかることがあります。

⚠️ 石を拾うときの注意
  • 雨のあとや、上流のダムのサイレンが鳴ったときは川に近づかない。水は急に増えます。
  • 子どもだけで川や海に入らない。浅く見えても流れが速い場所があります。
  • 国立公園や天然記念物の場所などでは、石を持ち帰ってはいけないことがあります。看板や地域のルールを確かめましょう。
  • 持ち帰るのは、手のひらに乗るくらいの石を少しだけに。

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