大理石(だいりせき)
石灰岩が生まれ変わった、白くかがやく石

白くて、表面に小さな結晶がキラキラかがやく石。石灰岩が地下でマグマの熱を受けて、生まれ変わった石です。美しいので、建物の床や壁、彫刻などに使われてきました。

石の種類変成岩
できる場所石灰岩が、マグマの熱を受けて結晶が大きく育つ
もとの石石灰岩
主な成分炭酸カルシウム(方解石)
かたさやわらかめ。釘で傷がつく
色白・灰色。模様が入るものもある
見つかる場所石灰岩の地域でマグマの熱を受けた場所。街の建物

大理石の見分け方

似ている石との違い

石見た目見分けるポイント
大理石白い。結晶がキラキラ酢で泡が出る
石灰岩白〜灰色。キラキラは少ない結晶が細かい
石英白〜半透明。ガラスのツヤ酢で泡が出ない。釘で傷がつかない

どうやってできたの?

石灰岩の地層のそばに、マグマが入りこんでくると、石灰岩はその熱で焼かれます。すると、細かかった炭酸カルシウムの結晶がとけ直すように大きく育ち、白くキラキラした大理石になります。

石灰岩にまざっていた化石や模様は、このとき消えてしまうことが多いです。

名前は中国の「大理」から

「大理石」という名前は、この石の産地として知られる、中国の雲南省にある「大理」という土地の名前から来ています。

日本では茨城県で採れる白い大理石が「寒水石(かんすいせき)」と呼ばれ、建物などに使われてきました。古代ギリシャの彫刻や、インドのタージ・マハルも大理石でできています。

どこで見つかる?

大理石は、河原で見つかることは多くありません。いちばん身近に見られるのは街の中です。駅、ホテル、デパートの床や壁、階段の手すりなどに使われていることがあります。

建物の大理石をよく見ると、化石の跡のような模様が見えることがあります。じつはそれは大理石ではなく、模様のきれいな石灰岩が「大理石」として使われていることも多いのです。

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